鴫原質店の「弟さん」です。
今日は、「質屋あるある」になるかもしれないお話。
身の回りにあるルーペを探しもしないで集めてみた結果、すぐに9個のルーペが見つかりました。
(携帯電話でパシャリ)
多分店中探せば相当な数が出てくるのでしょう。
なぜこんなにあるのでしょうか? 理由は2つ。
[1つめ]
ルーペ自体の機能とは全く無関係な部分の破損があるものを捨てないから。
(回転の動きが鈍い,ライトの破損,ネジが取れた,etc)
ルーペとしては使えるので、色んな所に置かれて使用されております。
[2つめ]
ルーペはそれぞれ「拡大倍率」が違います。
3倍 10倍 14倍 18倍と色んな倍率のルーペがあり、
用途により使い分けされるので、その分、個数は多くなります。
さて、
一般の人にはなかなか縁が少ないこのルーペという質屋の道具。
実際にどのように見えるか、ダイヤモンドを覗いたところを写真でとってみました。
直径約8mmのこの2カラットのダイヤモンドの内部には、石が形成される段階で自然にできた傷(インクルージョン)があり、ルーペのレンズを通すことで鮮明に多数が確認できます。
今回のものは大きいもので2mm程度のものですが、肉眼では殆ど見えません。
ブランド品などの真贋鑑定においてもこの数ミリ単位の違いが大きな情報になり、ルーペがないと仕事にならないといってもいいくらい重宝します。
こんなに肌身離さずもっているのに・・・・・、
ファッション的にいけてるルーペってないんです(涙)。
※仕事には全く関係ない話ですね (*´▽`*)
倍率が低いものはデザインが色々とあるようですが、私は最低10倍(レンズの厚みが約1.5cm)のルーペが必要なので、いつか素敵なマイルーペを発見したいものですね。
ダイヤモンドや宝石の買取・販売は仙台の鴫原質店へ。
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