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カルティエ ベニュワールの電池交換

鴫原質店の弟さんです。
当店で販売したカルティエ ベニュワール K18の電池が無くなって動かなくなったということで持込頂きました。カルティエの部品はとても細かいものが多く気を使います。今回は特に注意したい部分をピックアップします。

裏蓋は4本のネジで止められておりドライバーで容易に開けることが可能ですので詳細は省きます。裏蓋を外した後に大きな苦労が待っています。まずは下の画像をご覧ください。20200120_120200120_1電池交換する際には、赤丸の印をつけたネジを外します。

するとプレートが浮き上がり電池を交換することができる構造になっております。
20200120_220200120_2

拡大画像なので「そうなんですね」位の感覚で見てしまうと思いますが、実はこのネジの大きさはこんなに極小です。
20200120_320200120_3しかも最初にネジを外すとき、ただネジを回して外すと、押さえが無くなったプレートの反発力でとんでもない方向に瞬間的にネジが飛んでいきます。また、一般的な精密ドライバーではこのネジ山に入る太さはなく、このような極小ネジ専用にドライバーの先端を尖らせる必要もあります。

 
一般的な時計の電池交換は600円でやっておりますが、このようなミクロ作業が必要な品物はもう少し金額を頂いております。またそれ以外にも、裏蓋を開けるのに慣れやコツが必要な時計なども同じです。かかる時間が倍以上なのでご理解下さい。

時計の電池交換や修理は、鴫原質店へお持ち下さい。

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