おはようございます。鴫原質店の弟さんです。
本日は午前中は仕事をサボって幼稚園の運動会を見学してきました。天気にも恵まれとっても気分爽快な一日です。
コロナという深刻な状況下において、幼稚園の先生方が模索した方法はとても素晴らしかったです。簡単にいうと、年小中長と各学年が演目を2種類練習し、自分の学年の運動会日に2種目を演じ、他の日は1種目を演じるという内容。運動会は3日間行われ、初日は年少の保護者のみが入れる日、2日目は年中の保護者のみが入れる日、3日目は年長の保護者のみが入れる日となり、開催時間はぴったり毎日1時間。今日は年長さんの運動会?という感じですね。年長は綱引きとクラス対抗リレーが演目となっています。なんか説明が難しいけど、もっと簡単にいうと3日間運動会を毎日してました!ということです。
幼稚園の遊園地といえば、朝5時からの場所取りや、写真すらまともに取れない混雑した状況が当たり前だったのですが、この方法だと保護者の数が少なく、子供との距離がとても近く一体感がありました。
また年少さんと年中さんの演目も見れるので運動会感をしっかり感じます。運動会が始まって3日目の今日、過去の戦績なども発表される事はなかなか面白い発想です。子供達はこの3日間、玉入れや綱引きを毎日やっており、うまい具合に戦況は分かれておりました。「〇組!今日こそ頑張れ」という先生のマイクパフォーマンスも会場を盛り上げます。
年長さんのクラス対抗全員リレーは毎年のように大盛り上がりです。子供が目の前を駆け抜ける写真をしっかりと撮ることができて大満足です。
最後の選手退場の時には、先生方の粋な計らいがありました。先生の船頭のもと、保護者の目の前を通って子供たちは退場していきます。子供とハイタッチする親が多かったです。雰囲気に便乗して私も「イェーイ」と言いながら片手のハイタッチをしてきました。
長女長男次女と9年間、この幼稚園の運動会を見てきましたが、今年が一番満足度がありました。もちろん、平日開催に関しては色々な意見がでているのでしょうが、この方法で毎週日曜日3回やるというのも今後検討されてもいいかもしれません。少ない場所を取り合うこともないし、きっちり1時間なので子供達のトイレトラブルもないし、当然熱中症なども心配ありません。
また、賛否両論あるかと思いますが、一番いい場所を陣取った貴賓席や来賓席などがなく、そのスペースを親が使う事ができます。町内会長や消防団団長やその他もろもろの方々の存在は確かに重要だと思いますが、この運動会を親ほど真剣に見ている人たちはいないはずです。
色々な意味で、今回は親と子供の運動会だったのではないでしょうか。親子リレーなどは省かれておりましたが、今回の形態を維持しつつ発展していけたら素晴らしい事だと感じます。
以上 さ~て、仕事します!